技能証明申請者番号の取得方法

DIPS2.0でのアカウント登録が完了したら、次は「技能証明申請者番号」を取得(無料)しましょう。この番号は、ドローン操縦者として技能証明試験を受ける際(試験予約)や技能証明書の発行に必要な番号です。技能証明申請者番号がなければ、試験の申請を進めることができないため、必ず取得しておきましょう。本記事では、技能証明申請者番号を取得する具体的な手順を解説します。初心者の方でも簡単に進められるよう、ステップごとに詳しく説明します。


User Guide

技能証明申請者番号を取得するためには、以下のステップを踏む必要があります。

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技能証明申請者番号を取得するにあたり、①DIPS2.0アカウントのID・パスワード、②本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード)、③証明写真(縦3㎝×横2.4㎝の顔写真データ)を準備してください。

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DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)にアクセスします。「ログイン」ボタンを押すとログインページが表示されますので、登録済みのログインIDとパスワードを入力してログインします。アカウントを開設されていない方は先にアカウントの開設をしてください。

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ログイン出来ましたら画面をスクロールし、「航空法に基づく無人航空機関係手続の一覧」にある、「機体認証、技能証明の取得手続き」欄の「技能証明の取得申請へ」ボタンを押してください。

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技能証明メニューのページが表示されますので、「技能証明書の交付に伴う受験や申請に必要な情報を準備する」から「技能証明申請者番号の取得」ボタンを押します。

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「本人確認方法の選択」ページが表示されます。技能証明申請者番号を取得するには、申請者の本人確認が必要となります。本人確認の方法は4種類(①マイナンバーカード、②運転免許証、③パスポート、④書類の郵送)ありますので希望する方法を選択し、「次へ進む」を押して本人確認を行ってください。尚、運転免許証を選ぶとこの後QRコードが表示されますのでスマホで読み取り、本人確認に進んでください。尚、顔写真の読み込みの際、室内が暗いとカメラが認証してくれませんでしたので明るい場所で撮影されてください。

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申請者情報入力画面が表示されます。アカウントに登録された情報が既に初期値として反映されています。「氏名(英字)」欄への入力と顔写真(証明写真(縦3㎝×横2.4㎝の顔写真データ))のアップロードを行ってください。尚、住所については本人確認書類に記載された住所と相違ない記載をしてください。(例えばマンション部屋番号など)

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講習機関情報入力画面が表示されます。「登録講習機関 事務所コード1」の選択ボタンを押して事務所コード検索ページが表示されたら「事務所コード」欄にドローンスクールより伝えられた「事務所コード」を入力し、検索ボタンを押してください。検索ボタンを押すと「登録講習機関名」の欄に、ドローンスクールの名称または会社名が表示されます。間違いなければ「次へ」ボタンを押してください。事務所コードが分からない方はドローンスクールに確認されてください。

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その他情報入力画面が表示されます。無人航空機操縦者技能証明の取得ができない拒否事由に該当しないかを確認するページになります。拒否関する条件に該当していなければ全て「はい」を選択、無人航空機技能証明書の取得履歴は「なし」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

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これまで入力した内容の確認画面が表示されます。入力内容に誤りがある場合は各情報下部にある「修正ボタン」を押して訂正してください。入力内容に問題がなければ「取得申請」ボタンを押してください。

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登録したメールアドレスに確認用メールが送信される旨のダイアログが表示されますので、問題がなければ「OK」ボタンを押します。「OK」ボタンを押すと、登録したメールアドレスが送信されますので、メールをご確認ください。メール認証前にこの画面を閉じると、これまで入力した内容が破棄されてしまいますのでご注意ください。ちなみにメール認証(確認)を行うまでずっとこの画面のままです。

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登録したメールアドレスに届いた到達確認のメールを開き、認証完了のURLをクリックすると、取得申請は完了です。これで技能証明申請者番号の取得申請は終了になります。尚、マイナンバーカードで本人確認を行った場合は、取得申請完了後、即時発行されます。運転免許証で本人確認を行った場合は、申請完了後、数日後に発行されます。


技能証明申請者番号の取得は、ドローン技能証明試験への第一歩です。本記事で紹介した手順を参考に、スムーズに番号を取得しましょう。取得後は、試験の予約や準備を進めて、ドローン操縦者としてのスキルを高めていきましょう。