無人航空機操縦士技能証明取得までの全体的な流れ
これからドローンスクールに通って無人航空機操縦士技能証明を取得するには技能証明取得に至るまでの学科試験の申込や試験合格後の技能証明書の発行手続きを全て自分で行う必要があります。
本記事では、無人航空機操縦士技能証明を取得するための全体的な流れを解説します。初心者の方でも簡単に進められるよう、ステップごとにご説明します。
User Guide
技能証明を取得するまでの6ステップ
無人航空機操縦士技能証明を取得するためには、以下のステップを踏む必要があります。
STEP
DIPS2.0でのアカウント登録
DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)とは、国土交通省が提供するドローンの情報管理システムです。ドローン技能証明を取得するための技能証明申請者番号の取得、試験合格後の技能証明書の発行申請、ドローンの機体登録や飛行申請など、ドローンに関する申請のほとんどを完結できるシステムです。まずは、以下の手順でアカウントを登録してください。具体的なアカウント登録の方法についてはこちらの記事をご覧ください。
- DIPS2.0公式サイトにアクセス
- 必要事項を入力してアカウントを作成(本人確認書類が必要)
- 登録完了後、ログインしてプロフィールを確認
STEP
技能証明申請者番号の取得
無人航空機操縦士試験を受けるには「技能証明申請者番号」が必要になります。DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)へのアカウントの登録が済みましたらシステムにログインし「技能証明申請者番号の取得申請」を行います。具体的な手順についてはこちらをご覧ください。
- DIPSにログインし「技能証明の取得申請へ」を選択
- 技能証明メニューページで「技能証明申請者番号の取得」を選択
- 本人確認方法の選択(証明写真が必要)
- 必要な情報を入力し申請
- メール認証
- 番号が発行されるまで待つ
STEP
試験申込システムへの利用者登録
無人航空機操縦士試験を受験するために、専用の試験申込システムに利用者登録を行います。
- 試験申込システムの公式サイトにアクセス
- メールアドレスや個人情報を入力して登録
- 技能証明申請者番号を入力し、登録を完了
STEP
無人航空機操縦士試験の受験
試験は、筆記試験と実技試験の2つで構成されています。
筆記試験
航空法や安全運航管理に関する知識を問われます。
実技試験
ドローンの基本的な操縦スキルや緊急時の対応能力が評価されます。
試験の詳細な日程や場所は、試験申込システムで確認できます。
STEP
合格後の技能証明申請
試験に合格した後、DIPS2.0を通じて技能証明の申請を行います。
- DIPS2.0にログイン
- 必要書類をアップロード(証明写真や合格証明書など)
- 申請料を支払い、申請を完了
STEP
技能証明書の受け取り
申請が受理されると、技能証明書が発行されます。この証明書は、ドローン操縦者として正式に認定されたことを示します。
無人航空機操縦士技能証明を取得するまでには、いくつかのステップを踏む必要があり少し大変かもしれませんが、それぞれをしっかりとクリアすれば確実に技能証明書を取得できます。本記事で紹介した全体の流れを参考に、計画的に進めていきましょう。